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Top Supplements of 2003
2003年のトップサプリメント
チーム・BodyPlus

アメリカのスポーツ・サプリメント業界は毎年驚くべきスピードで成長し、脂肪減少、筋肥大、パーフォーマンス向上、健康増進のための新製品を次々と世に送り出しています。2003年はスポーツ栄養の分野に多くの有意義な革新と進歩をもたらしました。今回は私たちのフィットネスの目標に少しでも近づくための最も効果的な道具として、最も革新的と思われる新製品をこの誌上で再検討してみようと思います。

 

この製品は数年前にデビューしたものですが、そのアナボリックパワーのメカニズムと製品開発者エリック・セラノ博士による成分選択の理由が最近世間の注目を集めています。これはアミノ酸の需要と代謝におけるウェイトトレーニング効果を専門とするティプトン博士指揮下の研究者グループのおかげであるとも言えます。
ナイトロミンの成分である特殊な必須アミノ酸を使った研究で、筋肥大に全く無視できないほどの有益な結果が認められたため、2003年だけでも少なくとも5つのサプリメント会社がEAAブレンドを成分とする類似製品を開発しています。名を挙げるに値する他のEAA製品には、GNCのプロフィール、APT(MD+)のアミノ、エクストリーム・フォーミュレーションズのベンデッタがあります。PRDのナイトロミンはアスリート用に開発され、今だ多くのユーザーに愛用されている初めてのEAA製品として、スポーツサプリメントの歴史に残ることでしょう。

 
リポダームYは、インターネットをサーフするハードコアアスリートの間で名声を博しており、ほとんどのユーザーが局所用「スポット減少」ダイエット製品としてのその効果を忠実に信頼しています。局所用脂肪燃焼剤はなにも目新しいものではありません。過去何年間も新製品が現れては消えて行きました(蜂蜜のような質感でろくに効果のないカッティングジェルという製品を覚えておいででしょう)。しかしBodyPlus USAの販売数から直接分かるように、リポダームYのポジティブなフィードバックとリピーター率は驚くばかりです。
リポダームYが効き目のある唯一のファットジェルである主な理由は、幅広く研究された経皮担体にあります。この担体は相乗的に作用する物質で構成され、塗布部の皮膚を通して活性成分ヨヒンビンHClをデリバリーします。部位特異的にヨヒンビンをデリバリー出来ることは非常に革新的なことで、アスリートは経口ヨヒンビンの摂取による副作用を回避することが可能になりました。経口ヨヒンビンは体内の受容体部位に結合し、しばしばCNS(中枢神経系)を過剰刺激して吐き気や不安感を起こすことがあります。アバントラブはリポダームYや新規発表のアブゾルブドなどの製品で、これまで不可能と考えられていた「スポット減少」を可能にしたのです。
 

世界的に名を馳せたスポーツドクターマウロ・ディパスカレ博士によって開発されたリポフラッシュは、永久的脂肪減少に画期的なアプローチを導入しました。酸化された脂肪代謝物質を尿中に排泄するため、トリグリセリドが再形成されて貯蔵される可能性が低下するのです。ディパスカレ博士のリポフラッシュが市場に登場するまで、脂肪減少サプリメントから期待できることといえば脂肪分解と脂肪酸の酸化を促進する程度でした。永久的な脂肪減少の最も大きなチャレンジのひとつは、貯蔵体脂肪から動員した脂肪酸を完全に燃焼して処分することです。動員されたこれらの脂肪酸は完全に酸化されないと、その代謝物質が再形成して再び元の場所に沈着してしまうからです。
リポフラッシュの主成分は、動物実験とそれにもまして有意義な人体実験において、脂肪酸の酸化とその結果生じる代謝物質の尿中への排泄を促進することが明らかにされています。リポフラッシュはまた排尿を促進するとともに脂肪細胞を縮小し、細胞数を減少させます。
ディパスカレ博士のリポフラッシュ開発研究のおかげで、今年中にリポフラッシュの模造品が市場に現れ始めることは間違いないでしょう。「脂肪ダンピング」という革新的なアプローチを裏付けるためにはさらに研究を重ねる必要がありますが、初期のデータはこの製品をアバントラブスのリポダームYと併用すると特に効果があるという仮説を裏付けています。二つのサプリメントを二本立てで併用すれば、頑固な体脂肪を動員、分解して永久的に体外に流し出してしまう最も効果的な方法となるでしょう。

 

SANの製品開発者ジョーイ・ロドリゲスによる製品のひとつ、V12は昨年末デビューして間もなく、筋肥大サプリメントを求める消費者需要の増大と満足したリピーターのおかげで素早くSAN社のベストセラーに躍り上がりました。リンゴ酸トリレアチン、グリコシアミン、AKG(アルファケトグルタル酸アルギニン)およびNAG(N-アセチル‐L- グルタミン)を始めスポーツサプリメント市場には目新しい幾つかの物質をあわせて取り入れたのは、V12とその類似製品(シントラックス社スウォール、BBS社 エンドクレ3)が初めてです。これらの物資はクレアチンモノハイドレートをベースとした一群の製品を一段と改善したもので、主成分のリンゴ酸トリクレアチンはクレアチンペプチドで、液体に完全に溶解して体内での利用率も高いだけでなく、リンゴ酸を提供してエネルギー産生を最適化します。グリコシアミンは体内で内因性クレアチンの製造に使われる天然の前駆体で、そのうえ同時に摂取した栄養素の取り込みを促進するインスリン様の効果があります。AKGはアミノ酸アルギニンの結合型で、血流の増大とパンプの強度改善に貢献するNO2を産生する特質のため、単独の製品としてもベストセラーになった物質です。さらに新登場のNAGはグルタミンペプチドで、普通のL-グルタミンよりも液中での安定性が高いと考えられています。V12が率いる「細胞肥大」のカテゴリーは2003年に成功を収め、今年の末までには様々なメーカーから新しい改造型フォーミュラが期待出来そうです。

 

非凡の製品開発者ジョーイ・ロドリゲスが再び放つ、SANの芸術的作品ともいえる脂肪燃焼剤タイト! タイト!のフォーミュラを構成するサーモジェニック物質や脂肪分解物質は決して革命的な選択ではないことは認めますが、タイト!がBodyPlusの2003年のトップサプリメントの5位に選ばれたのは、SANが原料調達と各成分の最も力価の高い形態の特別製造に不断の努力を払っているからです。例えばタイト!は、特別製造の合成ガグルステロンを始めて成分に使用した製品ですが、この合成ガグルステロンの活性成分含有量はなんと99.9%という比類のない高さです。
タイト!の革新的な特別製造の脂肪燃焼成分はこれだけではありません。通常植物ビターオレンジから抽出されるシネフリン、ハーブ、コレウス・フォルスコリの活性成分フォルスリーン、植物ヨヒンベに含まれるヨヒンビン、ツルニチソウの根から抽出のビンポセチンなどが含まれています。世論ではハーブエキスが「天然で安全」という意見が一般ですが、ハーブの抽出エキスは効果的に標準化するのが非常に困難なことが最近多くの研究で立証されています。例として、最も人気のヨヒンベのハーブ・サプリメントはヨヒンビン(ヨヒンベの脂肪分解効果を有するアルカロイド)含有量が2%以下であることが最近の研究で明らかにされています。ヨヒンベを構成する残りの98%は、様々なヨヒンベアルカロイドで、その多くの特質はまだ解明されていません。 タイト!に含まれる合成物質は価値のある活性物質のみですから、ハーブ抽出エキスの未解明の成分の摂取に伴う潜在的リスクを避けることが出来ます。

 
HSN社と製品開発者ブライアン・ヘイコックは、2003年他のプロテインメーカーに先駆けて、それぞれのプロテインパウダー独特の消化吸収速度に基づいた製品の販売に乗り出しました。別個の二つのプロテインフォーミュラをセットとして売り出すことで、どの種類のプロテインをいつ摂ればよいかという疑問に答えたのです。消化吸収の最も速いプロテインをブレンドしたプライマーは、起床すぐやウェイトトレーニング時などアミノ酸を急速に補給したい時に使います。 一方、消化の遅いプロテインブレンドを含むドライバーは、長時間に渡り血中アミノ酸を高レベルに保つので、食間や就寝前に使用するものです。HSNアナボリック・プロテイン・システムの2003年の技術的突破は、ドライバーの主成分カゼインミセルでしょう。時代に遅れをとった多くのメーカーは、「カゼインミセル」などというものは存在しないと論争しましたが、このユニークな形態のカゼインは最近ホエイに次ぐ売り上げを誇るプロテインとなりました。カゼインミセルの技術的突破はその加工過程にあり、その加工技術を持つ会社は世界中でも数社しかありません。加工に酸や熱を用いるカゼインの他の形態と異なり、カゼインミセルは健康増進に役立つ貴重なタンパク質分画を破壊しないやさしい濾過プロセスで製造されます。HSNの24時間プロテインシステムの概念とカゼインミセルの登用は、2003年のプロテインパウダーサプリメントに革命をもたらしました。
 
グルタシンは、高用量のBCAAと適度のグルタミンを供給し、効果的な投与量設定の説明も加えた初めてのサプリメントです。
スポーツドクター、エリック・セラノ博士によって開発されたグルタシンは、世界的に著名なストレングスコーチ、チャールズ・ポリクィンによって広められました。彼は指導するアスリートの高強度トレーニング中にこの製品を広く使用しています。
以後何千人ものアスリートが、トレーニング中に摂取する高用量のBCAAの恩恵を受けてきました。回復時間の大幅な短縮、DOMS(遅発性筋肉痛)の軽減、アナボリックホルモン比率の改善、エクササイズ中のエネルギーアップなど、多くの有益効果があります。 
グルタシンによって需要が高まったおかげで、他の幾つかのサプリメントメーカーも自社独自の製品を発表するに至りましたが、BCAAとグルタミンを組み合わせた製品として、味と効果の点ではグルタシンが今なお最高の製品であることに多くの意見が一致しているようです。またグルタシンはここ2年以上もBodyPlus USAのベストセラーで90%が繰り返し購入しています。一度グルタシンの効果を体験すれば、グルタシンなしのトレーニングは考えられなくなってしまうでしょう。
 
10年以上も前にMET-Rxからスタートを切ったMRP(ミール・リプレースメントパウダー)の登場以来、どの会社もオリジナルのフォーミュラを改善する手間を惜しみませんでした。けれどもオリジナルのMRPフォーミュラは決して理想的なものではありません。これまで多くのメーカーが見落としてきたMRP製品改善の主な点とは、成分のほとんどがモルトデキストリンなどの高GI(グリセミック指数)の炭水化物であるという点なのです。モルトデキストリンのような糖分は、特にホエイなどのタンパク源と組み合わせるとインスリンのレベルを急上昇させ、その結果望ましくない体脂肪の増加が起こります。その他の問題点として、品質の劣るタンパク質の使用と、この製品が本来取って代わるべき自然食に含まれるEFA(必須脂肪酸)と繊維質が不足していることがあげられます。もう一つ消費者の不満の種となったのは、MRPはすべて1回分の個包装になっていることでした。便利である反面、体の大きさやその他の要因によってユーザーが使用量を変えることは出来ません。個包装はまたダイエット中のボディビルダーや炭水化物制限を行っているアスリートには不適当でした。ジョーイ・ロドリゲスのデザインによるSANのインフュージョンは、オート麦、米ぬか、亜麻パウダーなどGI値の低い炭水化物ブレンドとカゼインミセル、MCT、CLA、プロバイオティックを始めとするアナボリックな栄養素とを初めてブレンドした美味しいMRPとして、MRPの新境地を開拓しました。
大手サプリメントメーカーのうち、数社はこの革新的フォーミュラを見逃しておらず、プロラブやEASから同様の製品が発売されています。進歩的なサプリメントメーカーも、必ず自社のプロテインブレンドの品質を高め、低GI炭水化物と濃縮EFAパウダーを配合した独自のMRPを開発し、これに続くことでしょう。
 

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