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ミロス・シャルシェブ2003年7月、BodyPowerマガジンスタッフ全員がIFBBプロビルダーミロス・シャルシェブを迎えるという栄誉にあずかりました。ミロスは自身のセミナーやイベントのゲスト出演のために彼の大好きな国である日本にやって来たのでした。

私はミロスに同伴する機会に恵まれる度に彼のプロ意識の高さとボディビルディングに対する献身に心から敬服させられてしまいます。1日24時間、1年365日を心身ともにボディビルディングに捧げるアスリートがここにいるのです。
ミロスのボディビルディングに対する愛着は、彼がいつなんどきでもきちんとダイエットとトレーニングを行うことで良くわかります。世界中で最も完成した肉体をキープし続けるプロ意識の高さは、そこらのプロボディビルダーとは違うのです。まるでアマチュアの相撲取りか何かのような風情でゲストポージングに出演するようなビルダーとは・・・。

ミロスはフィットネスに関連したすべての事柄に専門的なレベルの知識を持っているところも他のプロボディビルダーと異なる点です。個人的な実験、自らがトレーナーをつとめる幅広い分野のアスリートたちの観察、それに時間があれば貪り読む科学論文などから培った彼の知識には目を見張るものがあります。ミロスがフィットネス・イベントでのスピーカー、あるいはゲスト・ポーザーとして好評を得ている理由がここにあるのです。 

 

-近々彼自身のブランドのスポーツサプリメントを発表する予定!!
-筋肉増強やすべてのスポーツにとって、インスリンが(テストステロンよりも)最も重要でアナボリックなホルモンだというのが信条。
-エクササイズの前中後に、高用量のBCAA、グルタミン、EAA(必須アミノ酸)をビターゴと共に使用してインスリンの分泌促進と栄養を補充することを提唱している。ビターゴは、高用量を摂取すると胃に不快感を起こすデキストロースよりも速く胃を通過するので、デキストロース(グルコース)よりも優れていると信じている。
-一番のお気に入りEFA製品:ウドーズチョイスパーフェクトオイルブレンド
-日本人が彼の大好物の寿司を毎日食べないと知ったことが最近ショックを受けたこと。
-近い将来、日本のフィットネス雑誌に定期コラムを書くことになるかも・・・。

 

Q: ありきたりな質問で恐縮ですが、一日の食事とサプリメントメニューを教えて下さい。
A: 私は味覚のためではなく、燃料とタンパク質供給のために食事をするので一年中食事は簡素なものです。実際に毎日のカロリーを計算するわけではありませんが、毎食約50gのタンパク質とそれと同量の炭水化物を摂り、1日に少なくとも6回食事をするように心がけています。これを何年も続けているので、食べ物を見ただけでカロリー量を計算でき、食事の多量栄養素の構成を見分けることができるのです。
毎日の食事で私が非常に厳格に守っているのは、体重1kgにつき必ず少なくとも3gのタンパク質を摂ること(わたしの現在の体重は120kgを少しオーバーしています)、ワークアウトの前中後に次のような特別なドリンクを飲んでいます。これは1日で一番重要な食事として考えており、1日のカロリー摂取量の一部として計算に入れていますが、これにはビターゴ、BCAA、加水分解ホエイプロテイン、グルタミン、クレアチンが含まれていて、約1000kcalになることもあります。
最後に、食物からの脂肪摂取は制限していますので、トレーニング周辺の時間を除き1日中ウドーズチョイスオイルのサプリメントを使っています。


Q: アマチュアレベルでの、栄養摂取のアドバイスをいただきたいです。私を含めて、一般的トレーニーは、タンパク質の過剰摂取をしているのではないかと思っています。不足するのが怖いので、多めにという気持ちになってしまうのですが・・・。
 先日、トム・プリンス選手が腎不全になったニュースはちょっとショックでした(原因はわかりませんが・・・)。タンパク質の過剰摂取で腎不全に至ることが、実際あるのかお聞きしたいです。また、私はバルクアップを意識していると、脂肪が過剰につきすぎます。ミロスさんは1年を通して、同じようなコンディションを維持されているようにみえます。ミロスさんのような切れる腹筋のある体を目指しているわけですが、過剰な脂肪を付けないようにしながら筋量をつけるコツはありませんか。まだまだ筋量もないので、シビアな減量で筋量を失いたくありません。
A: 私のアドバイスはアスリートであろうとなかろうと、老若にかかわらず健康な人たちすべてに当てはまるものです。そのアドバイスとは、体重1kgにつき少なくとも3gのタンパク質を摂ること。タンパク質は筋肉を造るだけでなく、関節、皮膚、毛髪、酵素などの製造に不可欠なのです。筋肉を造るのはタンパク質だけです。これまでどこの国でセミナーを開いても、タンパク質の過剰摂取が腎臓を害するのではないかという質問を受けるのですが、私の答えは健康な人に有害であると証明されたことは一度もないということです。実際、極度に多量のタンパク質を長期に摂取しても腎臓に有害効果は認められないことを示したヨーロッパの研究が幾つかあります。この概念は腎疾患患者を対象にした研究から来たもので、いつの間にかそれが一般健常人にすりかわってしまったようです。
バルクアップに関する私の理論は、オフシーズンにリー・プリーストのような体になるのは第一不健康な上、世界一のフィジークを作るという私のボディビルディングの理想に反するということですね。コンテストの翌日から次のコンテスト準備が始まるというのが、私の哲学です。
多種多様のアスリートを指導していてわかったのは、アスリートは体脂肪を最高15%以上になってはいけないこと、たとえ一桁の低体脂肪率でも、適切な栄養管理とトレーニングによって筋肉は増強できるということでした。こうすればアナボリック環境が持続し、過剰にバルクアップした後に減量するため何ヶ月も急激なダイエットを行う必要はなくなります。


Q: ダイエット時の食事面の注意点やトレーニングの方法・期間・その他の注意点などミロスさんの見解で簡単なアドバイスなど頂ければ嬉しいです。具体的な方法を挙げるとたぶんキリがないと思いますのでポイントのみで結構です。
A: 一番のアドバイスは簡単なもので、トレーニングとダイエットに関してできるだけ多くの情報を仕入れること、そしてそれを実行して自分の体に忠実に聞き耳をたてることでしょう。自分に効果のあるものは利用し、そうでないものは切り捨てることです。私に効くからといって、あなたに効果があるとは限りませんし、その逆もしかりです。それがこのスポーツの醍醐味で、私は毎日より強靭で健康な体造りの新しい方法を学んでいます。


Q: 怪我をどのように克服されたのか、ケガからどう復帰するのか、経験談として教えてください。
A: ミロスのケガの跡 四頭筋を切ったのは私にとっては苦痛と言うよりも苛立たしい経験でした。しかし何ヶ月もストレッチや軽いムーブメントを行った結果、筋の肥大については私の体が意外に速く反応したのには驚きました。両脚ともまだ少し痛みがあり、ほとんどのエクササイズの可動範囲も限られています(スクワットが途中までしかできないなど)。まだまだ脚のサイズ、シェイプ、カットなど改善することができると思っていますが、怪我以前の筋力や柔軟性は戻ってこないでしょう。ついでに私はアート・セラピーを提唱しているのですが、これは手術後に非常に効果がありました。


 
Photo captions:
BodyPlusスタッフにポージング・テクニックを伝授するミロス。
伝授風景

サンプレイ・ジムにてカーツ・トレーニングに挑戦。
ミロスのトレーニング風景

BodyPlusスタッフのもてなしを楽しむ。
BodyPlusの通訳泣かせ!?情報満載のセミナー。
中々お似合い

セミナー風景

ミロス・シャルセブへ出場依頼の連絡はbodypowermag.com までEメールをお送り下されば当方よりミロスに転送致します。またはミロスのウェブサイト www.milossarcev.com にアクセスして下さい。
 

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