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関節を守れ!
様々な有効成分を含有する『ジョイントサポート』
by: 医学博士マウロ・ディパスカレ
記事提供:アイアンマンマガジン

人間の身体は実に精密だ。もし人間と同じような動きをするロボットをつくるとしたら少なくともプーリーが活用されラバーバンドが使われ、ちょうつがいや連結部品が無数に用意されることになる。こうして作られたロボットと生身の人間の違いは、かけられた負荷の大きさによって壊れるかどうかであろう。ロボットなら壊れる確率は少ないかもしれないが、生身の人間はそうはいかない。絶えられないほどの負荷がかかれば、その部位を構成している部品がバラバラになってしまったり、破損したりして機能しなくなるのだ。
 実際、大きな負荷をかけてトレーニングを行なっているアスリートたちは筋肉や結合組織を痛めるケースが多い。しかし別に恐れることはない。筋肉や結合組織は人間の身体の中で最も豊富に存在している組織であり、条件さえ満たされれば再生することが可能なのだから。
 再生能力、これはロボットにはない。ロボットは一度壊れたらおしまいだ。しかし人間は生体に備わっている偉大な能力を活かし、条件を満たしてやることで壊れた組織を再生してやることが可能なのである。

 アスリートにとって筋肉が重要な働きをすることは誰だって知っている。ところが結合組織についてはほとんど理解されていない。結合組織がわかってくると、この結合組織があるからこそ筋肉が力を発揮するのだということがわかる。ここまできてようやく結合組織は大切だということがわかるわけだ。
 結合組織はどうしてそんなに重要なのか。例えば歯が歯茎に固定されているのも結合組織のおかげだし、内臓器官が一定の場所に固定されているのも結合組織のおかげだし、何よりも筋肉を骨と接合しているのも結合組織であり、関節の動きを滑らかにしたり、衝撃を緩和するクッションの役割をしているのも結合組織なのだ。結合組織がなければそれぞれの器官は機能しないのだ。
 結合組織を構成しているのはコラーゲンである。コラーゲンは身体の中で最も豊富に存在しているタンパク質であり、全身の総タンパク質量のうち最大で30%がコラーゲンであるとも言われている。つまりそれだけたくさんの結合組織が身体の中でそれぞれの器官のために活躍しているわけだ。
 運動を行なうと身体が疲労し筋肉に痛みが起きる。痛みは身体が発する一種の警告なのだが、この警告をトレーニーたちは実に肯定的に受け入れる。何しろこの痛みの主な要因は"十分なトレーニングができた証拠"であるとと思っているからだ。ところが、この痛みは何も筋肉だけに起こるわけではない。トレーニングによって傷つくのは筋肉だけでなく、関節にだって結合組織にだって負担がかかる。もちろん腱や靱帯、そして骨にだって強烈な負荷がかかってくるのだ。
 運動が原因でケガをした場合そのケガは大きく2つに分けることができる。ひとつは"急性のケガ"、もうひとつは"疲労によるケガ"だ。急性のケガは組織の一部、もしくは組織全体に裂傷が起き、繊維が切断されてしまった状態だ。疲労によるケガは、特定の部位に強い負荷をかけ、その状態で繰り返し同じ運動が繰り返されることによってもたらされるケガだ。いずれのケガを負った場合でも回復には相当の時間がかかる。何しろ断裂された繊維をつなぎ合わせるためには日常的に起きている分解活動を上回るスピードで同化が行なわれなければ実現しないからだ。つまり、それだけ細胞の代謝能力を高める必要があるということだ。
 炎症は急性のケガにおいても、疲労によるケガにおいても、ケガした部位に見られる症状のひとつだ。炎症が起きるということは、実はケガした部位が治癒に向かい始めていることを示すのだが、この炎症が慢性的な症状になると、再生スピードにブレーキがかかり、逆にケガを悪化させてしまうことになる。特に慢性的な炎症は、関節や結合組織を弱体化させ、病気などにもかかりやすい状況が作られてしまうのだ。
 結合組織に炎症が起きると、様々な治療薬が用いられたりすることが多い。治療薬によって、できるだけ炎症を緩和させ慢性的な炎症にならないようにするわけだ。ところが炎症を緩和させるための治療薬は、炎症を抑えるだけでなく、身体に備わっている再生スピードにも抑制をかける作用があったりするものが多いのだ。しかもこれらの治療薬は、炎症を一時的に緩和する作用はあるがケガそのものを完全に治すためのものではない。
 さらに投与される治療薬によっては、様々な副作用を伴うものもある。例えば胃腸を悪くして下痢をしたり、関節の分解スピードを高めてしまったりすることもあるのだ。つまり炎症は一時的に抑えられるが、ケガが完治するまでにやたら長い時間がかかったり、体調不良に陥ってしまったりすることもあるわけだ。
 何世紀にもわたって、様々な天然の成分が結合組織のケガの治癒のために用いられてきた。痛みを緩和するだけでなく、再生のための手助けをしてくれるものもあるからこそ、これらの成分は大勢の科学者たちが研究を続けてきたのだ。これらの成分の中には疲労回復を助け、関節や筋肉の痛みを和らげたり、線維の断裂を再生するためのプロセスを促進したり、再び断裂が起きないように強化したりする作用がある。
 これらの成分を様々なビタミン、ミネラル、抗酸化物質、アミノ酸などと組み合わせて利用すれば、傷の治癒だけでなく、免疫力を強化してオーバートレーニングを防ぎ、再びケガをする確率を低くする効果もある。日頃からオーバートレーニングに陥らないように、あるいはケガをしないように、計画を立ててトレーニングし、休養をうまく挟みながら行なうことが原則だが、ケガをしてしまったり、オーバートレーニングに陥ってしまったりしたときに、救いの手をさしのべてくれるものがあるとしたら、それはこのような天然の成分と免疫力を高める効果が期待される種々の栄養素なのである。
 『ジョイントサポート』は、筋肉、関節、そして軟骨組織の機能を補助してくれる役割がある。関節を健康に保ち、ワークアウト後に生じる痛みやだるさを緩和してくれることが期待されているのだ。それを可能にしたのは、ジョイントサポートに含有されている成分がいずれも関節、靱帯、筋肉、腱などの構成要素であり、しかも天然素材を使っているため、生体に同化されやすいからだ。それではジョイントサポートに含有されている成分のついて具体的にみていくことにしよう。

●バイオセル・コラーゲンUTM
 細胞にしても、コラーゲン線維にしても、その隙間は水や様々な物質の分子によって埋められている。隙間を埋めている水や様々な物質は粘着性を持ち、粘着性があるから関節の潤滑油としての役割を果たすことができる。
 その隙間を埋めている物質の中で最も豊富に含まれているのはプロテオグリガンとグリコプロテインだ。これらの分子は、水分子を閉じこめて複雑に絡み合っている細胞構造を強固に安定させている。
 プロテオグリカンは大きな分子で、グリコサミノグリカン(GAGs:ムコ多糖)とコアタンパク質(タンパク質の一種)によって構成されている。GAGsは鎖状になっていて、コアタンパク質の周りを覆いビンを洗うためのブラシのように毛羽立った形をしている。GAGsを硫酸化することで、この成分の活性は高まる。この硫酸化されたGAGsによって構成されているプロテオグリカンは軟骨組織の重要な構成因子となっているのだ。
 プロテオグリカンはふるいのような役割をしていて、細胞が動くたびに、様々な栄養素や炎症の元となる物質を細胞に送り込んだり、取り出したりしている。また、細胞の内外に存在する水の量を調節するのもプロテオグリカンの役割なのだ。
 プロテオグリカンをスポンジに例えるとわかりやすい。たくさんの水がプロテオグリカンに滲み込んでいれば、細胞と細胞の間に柔らかいクッションが構成されるが、細胞が何らかの原因で肥大し、スポンジへの圧力が高まると、スポンジが押されて水分が押し出され、滲み込んでいた水分の代わりにスポンジが圧力を吸収してくれる。軟骨はそうやってその構造が保護されている。だから正常にスポンジが機能している間はウェイトトレーニングなどで関節に負荷がかかっても、軟骨によって保護されている関節そのものが破壊されることはないのである。
 バイオセル・コラーゲンUは簡単に血流に溶け込むことができるほどの軽い分子重量の物質だ。バイオセル・コラーゲンUには硫酸コンドロイチン、ヒアルロン酸、硫酸グルコサミンなどが含有されていて、これらを含むバイオセル・コラーゲンUが血液に溶け込み、全身に運び込まれると、軟骨内のプロテオグリカンやGAGsの水分量が上昇するのだ。もちろん、その時点で軟骨が傷を負って再生過程にあれば、バイオセル・コラーゲンUの成分が再生速度を高めてもくれる。つまり、バイオセル・コラーゲンUは軟骨を守るために威力を発揮し、軟骨が守られるからこそ関節の保護に大いに役立つ物質なのである。
 バイオセル・コラーゲンUにはたくさんのアミノ酸も含有されている。例えば、プロラインやグリシンなどだ。これらのアミノ酸はコラーゲンの構成因子でもあり、コラーゲンそのものがダメージを受けていれば、修復のための材料としても用いられるのだ。ちなみに、コラーゲンはヒトの身体を作り上げている繊維状のタンパク質の一種で、身体を家に例えるなら、コラーゲンは柱や梁のような役割をしている。正常なコラーゲンがたくさん存在していれば、それだけひとつひとつの器官はしっかりと維持され、安定した状態でそれぞれの機能を果たすことができるのである。
 バイオセル・コラーゲンUは臨床実験でその効果が既に実証されている。例えば、様々な関節炎、脊柱のダメージからくる痛み、関節のダメージからくる痛みを和らげてくれるという結果が得られているのだ。
 バイオセル・コラーゲンUについてより詳しく知りたい方は、下記ウェブサイトを参照していただきたい
http://www.metabolicdiet.com/pdfs/biocell_collagenII.pdf

●硫酸グルコサミン
 硫酸グルコサミンは結合組織の再生のために使われる主要な物質だ。グルコサミンはグルコースとグルタミンによって体内で合成されるのだが、グルコサミンがどれだけ合成されるかによってGAGsの製造にも影響する。つまり、グルコサミンが体内でたくさん合成されていれば、GAGsの製造能力も高まるのだが、グルコサミンの合成力が低下しているとGAGsも十分作られず、軟骨が再生過程にあるときにGAGsが不足したりすると軟骨が完全に機能しなくなり、関節が保護されないため痛みが起きやすくなる。
 都合の悪いことに、加齢に伴いグルコサミンの合成能力は衰えていく。年をとると、関節に痛みを感じる人が増えるのはそのためだ。若い頃はグルコサミンの合成能力が高いため、GAGsも十分に作り出され、豊富に作り出されたGAGsによって軟骨がしっかり再生されるのだが、年をとるとグルコサミンの合成能力が低下してしまうため、軟骨が再生されにくくなり、関節を構成している骨同士が擦れて痛みが起きるのだ。
 グルコサミンのサプリメントはアスリートはもちろん、高齢者にも利用されている。体内で合成されるグルコサミンだけは足りない場合、グルコサミンサプリメントを利用すれば、GAGsの製造量が増加する。このことは臨床実験でも確認されていて、実際に硫酸グルコサミンを変形関節炎に悩む患者に摂取してもらったところ、痛みや炎症が和らいだという結果が得られている。また、グルコサミンは非ステロイドの抗炎症治療薬(例えばイブプロフェンなど)の代わりに用いることができる安全性の高い物質だ。
 関節軟骨にもたらすグルコサミンのプラスの作用については、これまでに無数の研究が行なわれてきた。最近になって、過去に行なわれたグルコサミンとコンドロイチンに関する実験や研究結果が整理されたのだが、驚いたことに、特にグルコサミンには、ほとんどの実験で痛みや炎症を改善し、関節の構造を強固にする作用があるという結果が得られていたことがわかったのである。
 グルコサミンやコンドロイチンに関する実験は最近でも数多く行なわれている。特に、軟骨細胞への作用を調べるために行なわれた実験では、これらの成分が軟骨細胞の保護のための代謝反応を促進するため、例え軟骨がダメージを負ってしまっても、グルコサミンやコンドロイチンを摂取することで、傷の修復や再生速度が促進されるという結果が得られた。
 最近行なわれた実験では、68名のアスリートが被験者になった。いずれのアスリートも膝の軟骨に障害を負っていて、被験者たちは1日1千5百mgの硫酸グルコサミンを40日間にわたって摂取した。その後、被験者たちは引き続き1日750mgの硫酸グルコサミンを90〜100日間摂取した。その結果、68名の被験者のうち、52名に症状の完全治癒が認められ、適度な運動を開始することができるようになった。適度な運動が行なえるようになってから4、5ヵ月後、52名の被験者たちは、ケガをする前と同じ内容のワークアウトが行なえるようにまでなった。ちなみに、52名の被験者たちは今もなお高強度のトレーニングを行なっていて、12ヵ月経った時点で調査したところ、以前のようなケガを負うことなく、膝関節にも異常は確認されなかったということだ。
 ヨーロッパでは以前から関節炎患者たちの治療目的にグルコサミンが用いられていた。現在はアメリカでもグルコサミンは単なるサプリメントではなく、治療の現場でも活用されるようになってきた。安全性も高く治療効果も高いため、多くの治療院でグルコサミンが利用されているのだ。

●硫酸コンドロイチン

 硫酸コンドロイチンは軟骨を形成する主要因子だ。コンドロイチンの分子は非常に大きくて、よくグルコサミンと組み合わされて用いられているのだが、硫酸コンドロイチンもグルコサミンと同じように軟骨の再生を促し、たくさんの水分を軟骨組織内に呼び込むため、健康な軟骨を維持する上で欠かせない重要な成分となっている。
 複数の研究で、硫酸グルコサミンと硫酸コンドロイチンは関節のための有用成分であることが確認されている。ただ硫酸コンドロイチンは、硫酸グルコサミンに比べると、吸収率が悪い。分子のサイズが大きいため、なかなか細胞に取り込まれないのである。しかし、それでも、最近発表された実験では、硫酸コンドロイチンを長期にわたって被験者たちに摂取してもらった結果、患者たちの関節痛が緩和し、同時に関節の機能が正常に戻ったため、運動の可動域を広げることができるようになったということだ。
 硫酸コンドロイチンを1年にわたって被験者たちに摂取してもらった実験を紹介しよう。この実験では最も信頼性の高い二重盲検法が採用された。これは被験者たちは何の目的で、何を摂取しているのかを知らされずに実験が勧められるやり方だ。被験者たちは42名、年齢は35〜78歳までの男女である。いずれの被験者たちも膝に関節炎を患っていた。被験者たちは1年にわたって毎日800mgの硫酸コンドロイチンを摂取したのだが1年後、被験者たちの膝関節の動きはほぼ正常まで戻っていて、それまで悩みの種になっていた痛みも激減したのである。
 どうして硫酸コンドロイチンがそのような作用をもたらしたかというと、過去の文献をひもといた結果、硫酸コンドロイチンには関節や骨の代謝を促し軟骨内の基質を強固に結びつけたり、骨のミネラル同化を促進したりする作用があるということがわかった。
 硫酸コンドロイチンは吸収されにくいため効果は期待できないと主張する研究者たちもいる。しかし、最近の実験によれば、分子サイズが大きい硫酸コンドロイチンを経口で摂取された場合であっても十分体内で活性力を持つということが確認されている。

●ヒアルロン酸
 バイオセル・コラーゲンUには非常に濃度の高い、低分子重量のヒアルロン酸が含有されている。ヒアルロン酸は健康な結合組織を維持する上で重要な要素となっていて、関節の潤滑油としての役割、軟骨、目玉、皮膚組織の構成成分としての役割を持つ物質だ。
 ヒアルロン酸はGAGsの中でも特殊で、硫酸を含まず、プロテオグリカンのようにタンパク質と共有結合された分子ではない。しかし、細胞外基質の中でプロテオグリカンと共にヒアルロン酸はたくさん存在しているのだ。ヒアルロン酸の分子は非常に大きく、たくさんの水と置き換えることができる性質を持っている。だからこそ、ヒアルロン酸は潤滑油としての役割を果たすことができ、しかも衝撃を吸収するクッションとしての役目を負っているわけだ。ヒアルロン酸がたくさん存在していると、軟骨細胞の壊死が抑制される。つまり、瑞々しい状態の細胞が長期にわたって維持されやすくなるのである。これは何を意味するかというと、軟骨細胞の分解が抑制されるということであり、分解が抑制されるから、健康軟骨が維持されやすくなるのだ。

●MSM(メチルサルフォニルメタン)

 MSMは天然の硫黄成分だ。私たちの体内にも非常に微量ではあるがMSMがあり、硫酸グルコサミンと共に、結合組織に同化される主要因子である。MSMも関節の炎症、筋肉痛、関節炎などに効果を発揮するといわれていて、さらには免疫系の強化にも役立つということだ。また、傷跡を薄くしたりする効果もあると言われており、MSMに対する人々の関心は高まっているため、今後も多くの効果が解明されるに違いない。

●アミノ酸
 アミノ酸は身体を構成している主要因子で、修復が必要な組織があれば必ず使われる。バイオセル・コラーゲンUにはプロラインやグリシンなど、コラーゲンの生成に欠かせないアミノ酸が含有されていて、その作用をさらに高めるために、ジョイント・サポートには、単体のグリシンが別に含有されている。プロラインはコラーゲンの生成に欠かせないだけでなく、健康な関節や腱を維持する上でも重要な役割を担っている。
 軟骨を形成する上で、メチオニンも重要な働きを持っている。軟骨を丈夫にし、ダメージから軟骨を守る作用があるため、リューマチ関節炎の治療などにも積極的に用いられているのだ。
 アルギニンには成長ホルモンの分泌を促す作用があり、成長ホルモンの分泌が活性されるとコラーゲン組織の修復が促進される。また、体内のアルギニンレベルが上昇すると、窒素酸の形成が促され、ダメージを受けた組織や傷などの修復が速やかに行なわれるようになる。最近ではアルギニンによって痛みが緩和したという実験結果も得られているし1998年7月号の『ランセット』誌(医学的な研究結果などが数多く発表されている世界的に有名な専門誌。この雑誌に発表された実験は"本物"として見なされる)にアルギニンが健康な腱を作り、軟骨組織の修復に大いに役立つ成分であると発表された。
 タウリンは骨格筋組織の中に豊富に含まれているアミノ酸だ。最近行なわれたラットを使った実験によると、タウリンのサプリメントを摂ることで、運動能力が向上し、エクササイズによる筋肉へのダメージが軽減されたという結果が得られた。そもそもこの実験の目的は、筋中のタウリンレベルが上昇することで、運動後に見られるフリーラジカルの猛威を抑制し、フリーラジカルの上昇に伴うケガを予防できるかどうかを確認することにあったのだが、研究者たちが最初に驚かされたのは、タウリンのサプリメントを摂取することで、筋中のタウリンレベルが著しく上昇したことであった。さらに研究者たちは、タウリンのサプリメントによって被験者の走る能力が著しく上昇したことを確認した。つまり、タウリンのサプリメントは間違いなく筋中のタウリン濃度を上昇させ、タウリンを豊富に取り込んだ筋肉は運動能力を高めるということがわかったわけである。さらに研究が続けられた結果、タウリン濃度の高い筋肉は運動によるダメージを受けにくくなるということもわかった。
 ヒスチジンも健康な関節を維持していく上で大いに役立つ成分だ。例えばヒスチジンを摂っておくと、関節が炎症にかかりにくくなる。

●抗酸化物質
 ビタミンCやE、セレニウム、緑茶成分などの抗酸化物質は、いずれもグルタチオンやNアセチルシスティンのレベルを低く抑え炎症が起きにくくなり、疲労しにくくなり、組織にダメージが起きにくくなるのだ。もちろん、傷の治癒にも役立つため軟骨がダメージを受けたとしても、再生が促進されるようになる。
 ビタミンEなどの抗酸化物質は特定の関節炎に非常に有効に作用することがわかっている。さらに運動によって様々な器官が酸化しやすくなるのを防いでもくれる。酸化によって細胞がダメージを食らうと、酸化した部位によっては関節炎をもたらしたり、ケガした患部が酸化されると様々な病気を引き起こしたりしてしまう。抗酸化物質をうまく活用すれば、病気の予防、炎症の予防ができ、ダメージを受けた軟骨も酸化による悪化を防げる。

●フランキンセン
 フランキンセンはリューマチ関節炎やその他の炎症を緩和するハーブとしてインドでは大昔から用いられてきた。インドのアーユルヴェーダ治療では、様々な場面でフランキンセンが用いられたのだ。フランキンセンには、炎症を抑制したり、結合組織中のグリコサミノグリカンが分解されるのを抑制したりする働きがあると言われている。
 人を被験者にした臨床実験ではフランキンセンを摂取してから7日目に既に炎症が緩和したという報告もある。

●ブロメライン、パパイン、トリプシン、ルチン
 いずれも天然の酵素である。ヨーロッパではケガや関節炎の治療のために古くから使われてきた。これらの酵素を組み合わせることで炎症や軟骨のダメージが起きにくくなると言われている。
 パパインはパパイヤから、ブロメラインはパイナップルから抽出される成分であり、トリプシンも含めてすべてヒトの体内に存在しているタンパク質分解酵素だ。経口で摂取してもケガや関節炎に効果を発揮し、いずれも異なったメカニズムで作用するため、組み合わせて摂ることで、相乗的に効果を高めることができる。これらの酵素は、他の有効成分の吸収も高めるため、抗炎症作用のある成分そのものが持つ働きを十二分に発揮させることができる。炎症が治まれば再生プロセスは加速するため、ダメージを受けた軟骨の治癒に貢献すると考えられる。

●カイエンペッパー
 カイエンペッパーの活性成分はカプサイシンだ。カプサイシンには痛みを緩和したり、抗炎症作用があると言われている。

●デビルズクローの根
 アフリカはハーブ治療に欠かせない成分の宝庫である。デビルスクローも野生の砂漠の土に育つ植物で、草を食べる家畜には有害で危険なのだ。だから"デビル"の名が付けられている。家畜にとっては有害でも、デビルスクローの根はヒトの関節炎に対しては非常に強いプラスの作用をもたらす。デビルスクローの活性成分はβシステハロールやハーパゴーサイドで、これらの成分には強い抗炎症作用がある。痛みや、関節に起きる不快な感覚にも改善が見られるため、デビルスクローは関節炎の治療のために用いられることが多い。
 デビルスクローの研究はもっぱらヨーロッパで数多く行なわれていて、その成分がもたらす抗炎症作用は治療薬のフェニルブタゾンとほとんど同じであると言われる強力だ。副作用はほとんど見られないが、妊婦や胃潰瘍を患っている人は使用を避けたほうがいいだろう。

●ショウガ
 ショウガもまたインドのアーユルヴェーダ治療に欠かせない成分だ。リューマチや炎症などによく効くと言われている。これまでにわかっている作用のメカニズムについては、例えば炎症をもたらす種類のプロスタグランジンを遮断したりするということだ。また、特定の酵素が働くのを抑制して炎症をもたらす因子を遮断するとも言われている。最近では、抗炎症治療薬の成分として知られるイブプロフェンと比較する実験が行なわれたりもしている。ショウガには炎症を抑える作用があることで注目されているわけだが、同時に強い抗酸化作用までもが確認されている。

●イチョウ葉エキス
 脳内の血流を活性化したり、手やつま先の血流量を改善したりすることで知られるイチョウ葉エキスだが、実は炎症を起こす血小板活性化因子を遮断する働きも確認されている。血小板活性因子とは、化学伝達物質のひとつで、血管内に炎症を起こしたり、障害をもたらしたりするのだ。イチョウ葉エキスには抗酸化作用もあるため、結合組織を酸化から守り、酸化によるダメージを軽減するためにも活用できる。

●緑茶成分
 抗酸化物質としての性質が強いが、他の成分と同じように、抗炎症作用も備わっている緑茶に含まれるカテキンが試験管内での実験の段階ではあるが、軟骨の分解を抑制したという結果も得られている。

●メラトニン
 脳の根底に位置する松果体で合成されるメラトニンはホルモンのひとつで、抗酸化作用を持ち、眠りと覚醒のサイクルを改善し、成長ホルモンの分泌を促進したりする働きがある。いずれの作用もケガの治癒には欠かせないものである。ちなみにアスピリンを日頃から習慣のように投与している人は、メラトニンのレベルが低いことがわかっている。

●SAMe(S−アデノシルメチオニン)

 SAMeはアミノ酸のメチオンニンから合成されるのだが、葉酸、ビタミンB12、B6、ベタインなどを含む食物を摂取することで体内のSAMeレベルを高めることもできる。
 複数の研究でSAMeが関節や軟骨のダメージからの痛みや炎症を改善し、特に軟骨の再生を促したりする作用があるという結果が得られている。SAMeは抗炎症作用の強い治療薬のNSAIDとよく比較されるのだが、SAMeもNSAIDも関節炎患者たちが経験する目覚めたときの関節の硬さや痛み、むくみなどを改善し関節の可動域を広げ、歩行を容易にするといった作用があると言われている。NSAIDに比べると、サプリメントであるSAMeは副作用も少ないため、同じ効果を期待するなら、より安全なSAMeを摂取することを勧める研究者たちもいる。

『ジョイント・サポート』には前記以外にもたくさんの抗炎症作用、鎮痛作用を持つ成分が含有されている。例えばオメガ3、オメガ6、GLA、DHA、EPAといった必須脂肪酸はコラーゲンや結合組織の再生に効果的だし、フラボノイドのルチンやケルセチンには抗炎症作用が備わっている。またシャークカートリッジ(鮫軟骨)には免疫系を刺激して高めたり、炎症を抑制したりする作用がある。
 微量元素のシリコンは皮膚、軟骨、骨、腱、靱帯を構成する成分であり、スティンギングネトルはヨーロッパで関節炎治療のために用いられてきた抗炎症作用を持つ成分であり、ターメリックの活性成分であるクルクミンは抗酸化作用と抗炎症作用がある。またジョイント・サポートには、抗炎症作用、鎮痛作用、抗酸化作用を持つ物質が無数に含有されているだけでなく、軟骨の再生に欠かせない種々のビタミンやミネラルも豊富に含有されている。

冒頭でも述べたとおり、アスリートにとって筋肉は重要だ。しかし、筋肉と骨を結合させているのは結合組織であり、様々な方向に骨を動かせるのは関節のおかげなのだ。その関節は骨と骨とがぶつかり合わないようにクッション状の軟骨で守られている。そのため、軟骨を健康に保つことは、すべての動きを滑らかに行なうための最低条件なのである。
 高強度の運動によって筋肉はダメージを食らう。しかし、運動による負荷は同時に軟骨にもかかっているのだ。健康な軟骨を維持するためにも、ダメージを受けた軟骨を速やかに再生するためにも、抗炎症、鎮痛、抗酸化作用を持つたくさんの物質を大いに利用することが必要なのである。
※ジョイントケアのご購入、お問い合わせはボディプラス・インターナショナルwww.bodyplususa.com
もしくは http://www.MetabolicDiet.com までどうぞ。

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